2012年4月28日土曜日

囲碁の原型は、インドだったと思うんですが、現在の日本のものと比べ、どういった...

囲碁の原型は、インドだったと思うんですが、現在の日本のものと比べ、どういった違いがあったのでしょうか。







囲碁の起源は中国です。最初は「奕棊(えきき)」と呼ばれていたそうです。

現在日本の囲碁は、碁盤19道・361目ですが、当時の中国の囲碁は17道・289目だったそうです。(漢代までは17道だったそうですが、魏晋南北朝時代(3~6世紀頃)に19道になったようです)

また、その頃の囲碁は、現在のオセロに似て(置き場所は違うでしょうが…)、予め白黒2個づつ置いてから始めたそうです。



春秋左伝の中でも「碁を打つ者は、棋を挙げて定まらなければ相手に勝てない(全局面を総合的に把握しなければ勝てない、の意)」といった記述があり、かなり古くから行われていたようです。



因みに、将棋はインドが起源であり、チャトランガと呼ばれていたそうです。これが中国に伝わり、囲碁と並んで流行ったそうですが、囲碁は文盲でもできるが、将棋は識字者でなければできないという理由から、将棋の方が格は上とみなされていたそうです。

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